学長挨拶

本学は1925年、創立者・上野陽一が日本産業能率研究所を創設したことをもってその起源とし、80数年の歴史を有しています。創立者は、わが国における産業心理学のパイオニアであり、アメリカのマネジメントの思想と技術をいちはやく日本に導入し、これを学問として究めたばかりではなく、自らも経営コンサルタントして、あるいは講演や著作活動を通じて、教育界・産業界に多大な功績を残した実践者でした。 「知識は実際に役立ってこそ価値がある」ことを自ら実践した創立者の教えは、本学の「建学の精神」に反映され、私達はその伝統を受け継いで今日に至っています。
産業能率大学は、1979年に日本で初めて経営情報学部をもつ大学として誕生しましたが、経営情報学部は情報マネジメント学部に生まれ変わりました。 新しい情報マネジメント学部では、学生は、よいマネジメントのための情報技術や情報環境の活用法を学ぶだけにとどまらず、価値ある情報を生みだすためのマネジメントのあり方についても学びます。
また、経営学部では、学生は、企業経営や経営管理の理論や方法だけではなく、実践的なビジネスの考え方と方法を学び、現代のビジネス社会の最前線で活躍できる人材を目指しています。経営学部の学生は4年間を自由が丘キャンパスで学びます。
大学院総合マネジメント研究科には、現在、情報コースとマネジメント大学院コースがあります。情報コースでは、情報技術をマネジメントに活かすための高度専門職業人の養成を目指しています。さらに、大学院マネジメントコースは、代官山キャンパスで開講していますが、これは、これまでに本学が培った社会人教育と学生教育の成果を統合して、主として企業等の所属組織からの派遣または推薦を受けた社会人学生を対象に所属組織に貢献できる管理職を育成する修士課程です。
マネジメントの総合的な教育研究機関としての本学の取り組みに特段のご理解とご支援を賜わりますようお願い申しあげます。
産業能率大学学長 原田雅顕